「えぇ~

暁ちゃん実は女の子なんでしょ?


こんなに可愛い子が…

女の子なわけないよぉ!」


「……いや、あの……男です。」


おい、お前ら……!

暁くんの手を触んじゃねぇ!


暁くんが穢れるだろ!


キモい男たちは、暁くんの手を( 優しく撫でるように ) 気持ち悪く触っていた。


「……ぐふ…

暁ちゃん嘘ついたらダメだよぉ…


俺ら調べちゃうよぉ~?」


「…えっ…!?」


男たちは、そう言って暁くんスカートの上に手を置いた。


「てんめぇーー!

何、暁くんに触ってんだよ!


マジ殺すぞ!」


「うぇぇ……

優ちゃんが怒りだしたよ…!」


俺は、男の襟を掴んで睨みつけた。


何が優ちゃんだ!

キモいんだよ!糞野郎ども!