「私は、結城を見ていますから…

暁くんをよろしくお願いします。」


「えっ…ちょっと…」


水無月は、ニコッと笑ってご主人様たちの方に向かって行った。


なんなんだ、一体…

意味が分かんねぇんだけど……


なんか分からんが…

要するに暁くんを見てればいいんだな……?


暁くんを見て、どうするんだ……?


俺は、水無月の言いたいことが分からなかったが…

暁くんを見てればいいんだな…と思いご主人様たちのとこに行きながらも暁くんを見ていた。


「暁ちゃ~ん。

暁ちゃんって、マジで可愛いね……


本当に男の子~?」


「あぁ…はい……」


うわっ……

暁くんがキモい奴等に捕まってる…!


助けたいが…

接客中だしな……