なんでこんなことに…
水無月と暁くん、本気でやってるし…
俺も真面目にやらないといけないのか……?
「南さん。」
「うぉっ!いきなり声かけんなよ。」
水無月がいつの間にか俺の横にいて俺を見ず声だけだして、暁くんと結城の仕事姿を見ていた。
「お前、よくこんな格好して仕事出来るな…
やっぱり、結城を思いどおりにしたいから……?」
「…………なんで、そんな引いたような顔で言ってくるんですか…
何度も言っていますが…
私は、ホモではありません。
結城が好きなわけでもありません。
むしろ、嫌いです。」
嘘つくなよ…
お前、絶対にホモだろ…
結城の嫌がる姿を見て喜ぶヤツなんだろ…?