「……………もし、今日一日…
売上一位になった人がいるなら…
俺…
その人の命令なんでも聞こうと思ったのになぁ…」
結城がそう言った瞬間…
水無月は、もちろん…
暁くんまで結城の言葉に反応していた。
「その言葉…本当ですか……?」
「結城さん。本当なの……?」
二人は、結城に確かめるように聞いていた。
「本当だよ。
なんでも聞くよ。」
嘘だ!
騙されんなよ、二人とも……!
「へぇ…
なんでも…ですか……」
水無月は、結城を見ながら黒い笑みを見せてきた。
あ、アイツ…
結城に何させるつもりだ……
「仕方ないですね…
依頼ですから、真面目にしないと…」
水無月…!
お前、さっきと言ってること全く違げぇぞ!