「へへへ、ごめんなさい」 「いいよ、別に。あ、あと美樹でいいよ。」 目が少し赤く腫れていた。ふわっと笑ってそう言うから、女の私でもドキッとした。 「じゃあ、美樹。私は美奈でいいよ。」 「うん美奈って呼ぶ。で、美奈は先生が本気で好きな人?」 サバサバした美人。それが印象。 ・・・いきなりだな。