「こ、小堺さん!!」





放課後唯は先生に呼び出されてたから一人で帰ろうとしてた時、きっと職員室から戻って来た小堺さんがいて、思わず声をかける。





「なに?先生のこと?」





今日何人にも言われたんだろうな。





「私、修学旅行の時たまたま話してるとこ見ちゃって。だけど結構前のことだからそれの噂が今流れてるとは思わなくて、何か最近あったのかなって・・・。ごめんね、話したことないのに急に。」





「修学旅行の時の噂じゃないよ。別に先生とは何もない。」





と言って、なぜか急に泣き始めた。