「優斗くんみたいに優しい人、私にはもったいないよ。だから、、」 「俺は美奈がいい。それに、思ってるほどいい奴じゃないよ俺。」 「ダメだよ、もっと傷つける。」 「いいよ、別に。」 私もしゃがみこんで、雄太くんと同じ目線になった。 「私も、雄太くんが思ってるほどいい人じゃない」 そう言った瞬間、膝に置いてた手が優斗くんに引っ張られて、体勢を崩してそのまま優斗くんに抱きしめられる。