「先生、今日はありがとうございました。、、、、また。」 先生に家まで送ってもらって、半年か、長いなぁなんて名残惜しくなりながら助手席から降りてドアを閉める。 すると助手席の窓が開いて、 「高校生活最後の夏休みだ。勉強も頑張って、いっぱい遊べ。じゃあな。」 なんて、先生の顔になった先生に言われる。 「はい、先生!」 敬礼のポーズをとると、ふっと笑って車を走らせた。