「いや、まぁ、あぁ、いやぁ」





「はいはい、分かった。で、先生と何があったのか聞きたいのね」





すっごい美樹のペースだ。

さっき泣いた人とは同一人物なのか。



それから美樹は私に教えてくれた。





「一昨日、一人で夜買い物してたらたまたま先生と会って、最後にするから話を聞いてってお願いして、ちょっと外を二人で歩いてたの。」





私はただ頷いて、美樹の話を聞いていた。