和葉は、部活を終え、家に帰るとあっという間に7時をすぎていた。 和葉は、帰ってスマホを開き、無料チャットアプリを開く。 『ただいまー。伴奏、頑張って!』 と達哉から連絡がきていた。 『おかえり!私も今帰ったところ! うん、頑張るね!』 と慣れた手先で達哉に返事をする。 「和葉ー!夕飯できるから降りてきなさいー!」 と一階から和葉の母の声が聞こえ、和葉は携帯を机の上に置き、下に降りた。