「…アオイちゃん気付いてないみたいだね」


「うん…あ!でさ…
さっきのつづきなんだけど…

その彼氏ね…ユエに刺されて死んだの…

なんでかっていうとね…ユエは彼氏の友達の事が好きになっちゃったみたい…
で、ユエはアオイの彼氏をもういらないって想って刺したんだって…」


「ひどい…」


「アオイはね、その日から男嫌いになったんだ
でも奏出君は違った
奏出君がアオイの男嫌いを直したんだ」


「俺は別にそんな…」