「ね…アオイ…


あんた…さ


死のうとしてない?」


「え…」


「そ、そんな訳ないよね!ごめんっ」


「あ…うん」


「死なないでよ…アオイ…マヤアオイいなきゃダメなんだから…」


「ありがと…心配してくれて…
ばいばい…またね」


「うん…また」


カチンッ


携帯を閉じた音と共に

時計の針が12時を刺した