「アキラ…?」


ポツッポツッっと雨が降ってきた


「アキラ…
泣いてるの…?」


アキラ…

私は膝まついて泣いていた
「何やってんの!」


「…マヤちゃ…ん。…
どうして…」


「…あのねマヤね、トモキの友達なんだ。偶然また逢ってね」


「え…」


「だから…ユキコとも…友達なんだ…

ちょっとアオイのこと…尾行してた…ごめん…」

「なん…で?」


「ユキコに…頼まれた…ねぇ?アオイはさ…トモキのこと好きなの…?」