俺は『奇龍』の幹部
俺は乃愛が裏切り者じゃないと知ってる。
だってあの乃愛だよ!?
誰にでも平等で凄く優しい、姫だからっていばんないあの乃愛だよ!?
乃愛はとても優しい奴だった……。
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クラス女1「乃愛ちゃ~ん!
ちょっと聞いてよ~!」
乃愛「ん~?
なぁ~に~?この乃愛様に言ってごらんなさい!」
クラス女1「あははっ!
あのね~、この間彼氏がさ~…」
乃愛「……ぐすっ…
何よぉそんの彼氏別、グスれちゃいなよ~」
クラス女1「ちょっ、乃愛ちゃん!?
何で、泣いてるの!?」
クラス女2「あっ!
茜が乃愛ちゃん泣かした~!!」
クラス男1「ほんとだ~!
おい、茜何やってんだよ~!」
クラス女1「はぁ~?
あたし泣かしてないよ!」
乃愛「ぅ……泣いて泣いてないもん!ぐすっ」
クラス男2「そんな顔で言われてもな~?」
乃愛「じゃあ、どんな顔よ~
あたしはもともとこんな顔だもん!!」
クラス「あははっ!!!!」
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明るくて、誰にでも優しい乃愛はとてもクラスの皆に信頼されていた。
もちろんけっこうモテていたりする……。
美少女だからね!(天然で無自覚……)
だから、乃愛の優しさを知らない奴らは、乃愛が気に入らなかった。
でも、すぐにそいつらと打ち解けた。
皆、乃愛の優しさに惹かれていったんだ。
もちろん俺もだけどね…?
それでその優しさに惹かれたうちの総長、弘は乃愛を気に入って『奇龍』の姫にした。
でも、それが間違いだった。
乃愛はもちろんすぐに『奇龍』に馴染んでいった。
でも、姫だからって威張ったりなんかしなかった。
そのため、下っ端からは敬われ、幹部からは愛されてた。
でも、一人だけ乃愛をよく思ってなかった。
そう、一人だけ。
それが、今の『奇龍』、現姫の杏奈だった。
杏奈は後から入ってきた乃愛が皆に愛されていたのが気に入らなかったんだろう。
何ていたって、総長の弘が乃愛に惚れていたかね……
杏奈は弘の事が好きだった。
いくらアピールしても、無理だったからね。
でもそんな弘が乃愛に一目惚れしたから。
だから、弘にいくらアピールしても無理だった杏奈が乃愛に弘がいとも簡単に惚れ込んだのが気にくわなかったんだろう。
それで、乃愛を追い出し自分だけが愛され、弘を自分のものにする。
それが杏奈の考えた計画だった。
そこから、発生した''乃愛裏切り者事件''。
見事その計画は成功し、弘は自分のもの、乃愛は学校の嫌われものになった。
まぁ、よくやるよね。
でも、皆には内緒で乃愛と会ってるんだけどね!
まぁ、この続きはまた今度っ♪
はぁ~…
ほんっと、最悪!!!
早く理事長室に行こ
/ガラッ/
理「うぉい、ノックぐらい…って乃愛か…!
……………………
って乃愛!?」
「う、うん
乃愛で、す……?」
理「乃愛~!!」ガバッ
乃愛「うぇ、話せ、こんにゃろ!!」
理「うぇ~ん
乃愛に拒否された~…」
と部屋の端でキノコ栽培してる人は、ここの理事長の光輝~コウキ~です♪
そして、『桜華』6代目総長だよっ!
つ~ま~り~、あたしは理事長に拾われたのっ!
まぁ、説明はこんなもんで…
「光ちゃ~ん
あ~そ~ぼ~♪」
理「おぅ♪」
とまぁ、いろいろ話して理事長室をでた。
ん~、今日は久しぶりに倉庫言ってみようかな~?
/ガラガラッ/
「みんな~!
久しぶり~!!!」
下「おぅ、乃愛じゃねぇか!」
「うん!
みんなは~?」
下「翔さんたちなら上にいるぞ~♪」
「ほんと~?
ありがと~!また、来るねっ♪」ニコッ
下「っ///お、ぅ」
「???」
トントントントン
ガチャ
「ヤッホー!
久しぶり~♪」
雪「あっ、乃愛!」
翔「ぇ、乃愛!?」
小雪「乃愛~!
会いたかった~!!!!」ガバッ
「うぇ~苦し~ぃ!」
篤季「おい、こら!
乃愛から離れてっ!!」
小雪「あぁ、ごめん、ごめん!
てか篤季独占欲強すぎ~!」
篤季「はぁ~!?
僕の乃愛だし~!!」
「っ///ちょっ、篤季!」
楓「おっ、乃愛照れてるぞ~?」
「て、照れてないしっ!!」
小雪「きゃーっ
乃愛、可愛い~!!」
篤季「だから、離~れ~て~!」
はいはぁ~い!
遅くなったかもだけど、またまた自己紹介っ♪(作者♪)