颯樹~ソウキ~
『奇龍』副総長
敬語、腹黒
乃愛を裏切り者だと思ってる
桜華が憧れ
桜華の姫の歌を聞いて見たいと思っている
晴久~ハルヒ~
『奇龍』幹部
可愛い
杏奈が嫌い
人間観察を得意とする
乃愛は裏切り者じゃないと知っているけど言ってない
桜歌が憧れ
桜歌の姫の歌を聞いて見たいと思っている
智~トモ~
『奇龍』幹部
可愛い
女嫌い
杏奈が嫌い
耳がすごくいい
乃愛が裏切り者じゃないと知っているけど言ってない
桜華が憧れ
桜華の姫の歌を聞いて見たいと思っている
仁~ジン~
『奇龍』幹部
バカ
女たらし
乃愛が好きだった
桜華が憧れ
桜華の姫の歌を聞いて見たいと思っている
杏奈~アンナ~
『奇龍』現姫
弘人の事が好き
乃愛が嫌い
ぶりっ子
可愛いが乃愛にはおとる
僕は『奇龍』の幹部
突然だけど僕、知ってるんだよね……
杏奈ちゃんが嘘ついて乃愛ちゃんを裏切り者にしたの……。
前々から、変な動きしてるなとは思ってたんだ。
でも、まさか、乃愛ちゃんを裏切り者にするとは分かんなかったけど……。
僕ね、人間観察が得意だから人の動きとか見たらだいたいの事が分かっちゃうんだ~
でもさ~、それだけじゃ分かんないじゃん?
だから智~トモ~君に相談したら───あっ、智君って言うのはねもう一人の幹部なんだ~♪
で、相談したら智君も僕とおんなじ考えだったんだ!
智君はす~っごく耳がいいんだよっ!
だから、乃愛ちゃんが弘君に蹴られた時、杏奈ちゃんが、「ざまぁみろ」って言ったのが聞こえたんだって。
すごいよね~。
だから、皆には内緒で乃愛ちゃんと会ってるんだぁ~♪
俺は『奇龍』の幹部
俺は乃愛が裏切り者じゃないと知ってる。
だってあの乃愛だよ!?
誰にでも平等で凄く優しい、姫だからっていばんないあの乃愛だよ!?
乃愛はとても優しい奴だった……。
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クラス女1「乃愛ちゃ~ん!
ちょっと聞いてよ~!」
乃愛「ん~?
なぁ~に~?この乃愛様に言ってごらんなさい!」
クラス女1「あははっ!
あのね~、この間彼氏がさ~…」
乃愛「……ぐすっ…
何よぉそんの彼氏別、グスれちゃいなよ~」
クラス女1「ちょっ、乃愛ちゃん!?
何で、泣いてるの!?」
クラス女2「あっ!
茜が乃愛ちゃん泣かした~!!」
クラス男1「ほんとだ~!
おい、茜何やってんだよ~!」
クラス女1「はぁ~?
あたし泣かしてないよ!」
乃愛「ぅ……泣いて泣いてないもん!ぐすっ」
クラス男2「そんな顔で言われてもな~?」
乃愛「じゃあ、どんな顔よ~
あたしはもともとこんな顔だもん!!」
クラス「あははっ!!!!」
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明るくて、誰にでも優しい乃愛はとてもクラスの皆に信頼されていた。
もちろんけっこうモテていたりする……。
美少女だからね!(天然で無自覚……)
だから、乃愛の優しさを知らない奴らは、乃愛が気に入らなかった。
でも、すぐにそいつらと打ち解けた。
皆、乃愛の優しさに惹かれていったんだ。
もちろん俺もだけどね…?
それでその優しさに惹かれたうちの総長、弘は乃愛を気に入って『奇龍』の姫にした。
でも、それが間違いだった。
乃愛はもちろんすぐに『奇龍』に馴染んでいった。
でも、姫だからって威張ったりなんかしなかった。
そのため、下っ端からは敬われ、幹部からは愛されてた。
でも、一人だけ乃愛をよく思ってなかった。
そう、一人だけ。
それが、今の『奇龍』、現姫の杏奈だった。
杏奈は後から入ってきた乃愛が皆に愛されていたのが気に入らなかったんだろう。
何ていたって、総長の弘が乃愛に惚れていたかね……
杏奈は弘の事が好きだった。
いくらアピールしても、無理だったからね。
でもそんな弘が乃愛に一目惚れしたから。