「ほら、みゆきさっさといくぞ」

この声の主は私の家の隣に住んでいる康介(kousuke)朝起こしてくれたのもこいつだ。(最初はお母さんだけどね♪)私の幼なじみでちーさいときからずっと一緒だ。お母さん同士も仲が良く家族ぐるみで付き合っている。康介はサッカー部のエース。顔もそこそこイケててクラスのムードメーカーだ。男子にも、もちろん女子にも人気がある。(だから幼なじみってだけなのによく女子の目の敵になるんだよね…)でも私は本当にただの幼なじみとしか思ってない。

だから康介も私の事をただの幼なじみとしか思ってないと思っていた。

まさか、康介があんなに思いつめていたとも知らずに…