「その時は膨大な魔力のせいでこの星が滅びるかもしれないし、
世界を救うかもしれない。
誰にも予測出来ない。」
「吉にも凶にも転がるってことか・・・。」
でもそうなると桜華自身はどうなるんだ?
あんな小さい体にたくさんの魔力を溜めて平気なはずがない。
「そうなった場合桜華自身は・・・?」
「明確なことは言えないが負担はかかる。
暴走する可能性だってあるし、体が滅びる可能性だってある。」
体が滅びるっ・・・!?
そんなことありえるのかよ。
ダメだ。そんなことは絶対にあっちゃいけない。
だから俺がもっともっともっと強くなって、桜華を守ろう。