「花野、俺の手で殺されてくれない?」




え?まって?奏今・・・



「あはは・・・聞こえなかったなぁ・・・もう一回言ってもらって・・・」






「だ~か~ら~、殺されてって、俺に、さぁ!!!!!」








ちょ、何、これ、でもひとつ、これだけは分かる。











逃げなきゃ!!!!!!!!









「来んな!!奏来んな!!!!」





私はそう言いながら猛ダッシュする。






「大丈夫だって花野、ちょっとチクッとするだけだから。」




「何その小さな子供に注射するみたいなノリーーーーーー!!!!!!!」






やばい、誰か、助けてーーーーー!!!!!!