私の家から奏の家は走って20秒くらいの距離。








母さんに会うの久しぶりだなー!!










「あ、おーい!!花野ー!!」





私が行くのが遅かったからか、外で待っていてくれている奏。






優しい。さすが私の幼なじみだ。












「ごめん!!で、母さんどこにいるの?」




「ああ、家にいる。はやく!!花野の母さんがなんか名前忘れたけど美味しいやつ買ってくれた!!」





「え、うそ?!それをメールで教えてよ!!」




「あはは」







さすが母さんだ。



私がキーホルダーとかよりも食べ物の方がいいって分かってくれてる。