その瞬間、私は誰かに押し倒され、







「うがぁっ!!」「うっ!!」









二人を誰かが倒す。











ほんの一瞬で。

















「心ちゃん、そんなに無理するなよ。心配するじゃないか。」











ま、まさか、








「ル・・・ルシュフ?」









「そうでーす、ルシュフでーす。翔太君も久しぶりー」





「ひ・・・久しぶりじゃねーよ・・・堕天使野郎が・・・」







・・・やっぱりこの二人知り合いなのか?

















まぁ、今はそれよりも・・・

















「茜君、僕の血を吸って。楽になるから。」




そう言ってルシュフは腕を茜の前に出す。

















「が・・・あ・・・」













茜は、ルシュフの腕を噛み、血を吸う。



















なんか、ホントに吸血鬼なんだな・・・