「いやー、優香が私と話が合わないって言った時は驚いたなぁ。おとといだっけ?

で、その次の日、昨日は本当に合わないんだったらかわいそうだなって思って避けてたの。」




南ちゃんはそう言ってニヤッと笑った。



「そしたら、お昼休みの終わり頃、朱理とかみんながトイレ行ってる間会津くんがね、全て教えてくれたんだ。」



南ちゃんがそう言うと佐山さんは青ざめていた。




「いやぁ、朱理のこと最低女って言ってたよ?会津くん。私もそう思っちゃった。」




すると佐山さんが南ちゃんにつっかかる。




「じゃ、じゃあなんで昨日の放課後、白崎さんの悪口に同意したのよ!」