「そっか、ならよかった。」
すると後ろの会津くんが不機嫌な声を出した。
「そういえばおまえら、俺の知ってる限りでは2回ほど一緒に屋上行ったよな。なにしてたんだ?」
会津くんがそう言うと浜村くんはニヤニヤとする。
「あっれぇ?それって嫉妬?ヤキモチ?」
「…いいから答えろよ。」
すごく低い声を出した会津くんに私だけではなく、きっと浜村くん以外の人たちが驚いただろう。
「えー、なにしてたっていうと…愛を深めてた?」
空気の読めない浜村くんはニコヤカにそう言い放つ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…