「…保健室の先生、寝かせてくれるかな」


仮にも私、看護師志望者だから、
勉強しろとかで怒られそうな気が…


「そんだけ真っ青な顔されて寝かさないとか無いでしょ…」


私の不安混じりの声を、
舞桜の優しい声が包み込む。


皆も、うんうん頷きながら、「ほら、休んできな?」と再度促す。


佑ちゃんに関しては、保健室まで付き添ってくれるみたいで。


皆の優しさにじんわりと身に染みた…。