「ロゼット…説明をしとけ」

「あっそうでした…」

「なんの説明~?」

「さっきクラウド・ブロッサムの話をしましたね~略してラウサムといいます~ラウサムの蜜を飲んだ者ははざっくり言うと生き返れる花なのです」

「生き返れる…!?」

「正確には死んだ原因を無かった事にするってことなんだけどな」

「しかしそのラウサム探索は危険と隣り合わせなのです…無論霊なので死ぬことはないですが一生の深い傷を負うことがあるかもしれません…」

「ラウサム探検隊ですら見たこともましてや蜜を飲むことも達成できていないんだ」

「つまり…伝説だけで存在を知られている花ってことになるのかしら…?」

「はい…私達ときてくれますか…?」

そう言われると尻込みしてしまう
そんな危険で実在してるかわからない花をさがすなんて…