「…え?」

思わず聞き直す。

「だからさ、ちゅーしてよ。」

さっきまでとは、少し違う顔つきで言ってきた。


「…え…やだ…。」

少し萎縮しながら答えた。


「ふーん。後輩ちゃんは、ちっちゃいから俺の口にとどかないのか。」

少年の様なイタズラな顔で私を煽る。