「やっばーーーい。遅刻するー。」

「お母さん、なんで起こしてるれないのよ。」


遅刻しそうだから着替えながら
手短に自己紹介ね、
私は佐藤莉音サトウリオン
高校2年。あ、もちろん女の子!
まぁこんなか。うん。
やば!もうこんな時間。

タッタッタ
「お母さん!なんで起こしてくれなかったの!!」
『起こしたわよ。莉音が起きなかったんでしょ。いいから早くご飯食べなさい』
「ご飯なんて食べてる時間ないよー。」
お母さんのんきなんだから。
「行って来まーす」
『はい、行ってらっしゃい。気をつけ』
バタン
私はお母さんが言い終わる前に家を出た