「またね、藍」 「じゃあ、また」 「うん、またね、晴と翔」 「おう」 雑談やらなんやらで 結局二人が部屋に戻っていったのは もう夕方だった。 「藍、なんか食う?」 「うーん、怜」 「なに?」 「怜。」 「だからなに?」 藍?と顔をのぞき込むと 藍は俺の袖を掴んで 「怜がほしい…」