「あのー……れん君?」

「何?」


相変わらず人嫌い激しいなぁーれんのやつ相手は女子じゃねぇーか

俺は遠くからそれを眺めていた


「コレ……使ってください……」


そう言うとマネージャーはタオルを差し出した


「サンキュー…でも今度からいらねぇーから」


れんはそう言うとどっかに行ってしまった

相変わらずだな、そしてその姿を見ていた俺の口からはため息が出る

するとマネージャーがひと粒の雫を目から流し部室へと走り去って行った

あ〜俺は気付いてしまった彼女はれんの事が好きなんだなと、だからこの部に入ってきて、顔を赤らめて挨拶していたのか……