中学三年春の事故から4年たった
高校三年秋
それでも、まだ時は止まることなく
君がいない世界はそれでも時を刻み続けた


君という存在が消えても
君だけが、かけたこの世の中に
僕はひとり取り残されてしまった


君を好きにならなければ
君に合わなければ、
君とあの日、約束なんかしなければ
喧嘩なんてしなければ、
すぐにあやまっていたら
代わりに俺が死んでいたら

君と付き合わなければ...

君に出会わなければ

君は死ぬことはなかったのに



俺がいたから