「...え?龍くん.....?」


予想外に龍くんは顔を少し赤くしていて...


「長瀬じゃなくて...俺が好きだから、あんな態度だったんだ....」


てことは初恋が俺?なんて嬉しそうに笑った。



「結菜...ひどい態度とってごめん。俺の気持ちは出会ったときから1度もかわったことないから」



龍くんがゆっくりと言葉を探し出すように話す度、じんわりと涙が溢れた。



夢?


これは、幸せな夢...?



「俺はずっと結菜だけが好き」