「夏休み前、学校の廊下とかで玄野くんとすれ違ったりするとなにか感じましたか?」
「え……すれ違うとき…?うーん…特になにも、かなぁ…?」
たいてい綾乃ちゃんとくるみとのおしゃべりに夢中だしなぁ。
「じゃあ玄野くんが他の女の子としゃべってたらどうおもう?」
「……座れないから向こうで話してくれないかな…とか」
「そういう意味じゃないんだけどな…まぁ何とも思わないってことかなぁ…」
可愛くうーんと困ってるくるみに首を傾げていると…
「じゃあいま、玄野くんに会いたい?」
綾乃ちゃんが静かに言った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…