
- 作品番号
- 117539
- 最終更新
- 2009/07/25
- 総文字数
- 8,456
- ページ数
- 15ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,109
- いいね数
- 0
- ランクイン履歴
-
ホラー・オカルト40位(2008/07/26)
──そしてそれは、生きとし生けるものに限った話では無い。
………しかし、
それにしても、
強すぎる「想い」とは、かくも怖ろしきものなのか──。
「男性作家にスポットライトを」・企画参加作品です。
※一部にグロテスクな表現を含みます。苦手な方はご注意下さい。
この作品のレビュー
第1回発表会巡礼中にて立ち寄らせて頂きました(゚∀゚)
うわっ、凄え!
今までこの企画で読んできた作品の中でも、群を抜いて俺の好みを直撃です(゚д゚;
途中の小関さんのオチ、そして最後のどんでん返し。
そして、静寂と水。
和風ホラーの肝は、静寂と水の使い方に集約されると思うんですね。
血肉が飛び散り主人公が過剰に絶叫する洋風ホラーも悪くないですが、ホラーで真の恐怖を語るならやっぱりこの作品みたいな雰囲気じゃないとね〜
正統派ホラーを往きつつも独自の展開を忘れない、これは本当に秀逸な作品と言えるでしょう。
すげえなあ。
その文才、是非あやかりたい物です(^^;)
と言う訳で、文句なしの★5つっ!!
そう 壊れた蛇口から水滴が滴り落ちる様に 暗がりの路地に響く足音の様に ひたひたと恐怖が忍び寄ってくる。 決して 真夜中に読んではいけません。 それは 「あなたを狙っている」
そう
壊れた蛇口から水滴が滴り落ちる様に
暗がりの路地に響く足音の様に
ひたひたと恐怖が忍び寄ってくる。
決して
真夜中に読んではいけません。
それは
「あなたを狙っている」
暑い夏の日常から開放されたいでしょう?
病院→深夜→遺体
このワードだけでも涼しい気分味わえますが…
よりいっそうの涼しさを体験してみて下さい。
暑さなんて一変に吹っ飛びますよ。
男トピから派生した企画短編ですが、是非一度お読みいただきたい作品です。
この作品の感想ノート
うん、うん。
面白かったです!!
七夕物をホラー(しかもグロめの)にするセンスがまず面白いし。
盛り上げて落として、最後にパチン!ってな手腕もお見事で気持ち良かったです。
ただ、僕の好みとしては、もう少しラストが、それでも美しい愛の物語的な印象を残して終わって欲しかったかなぁ~。まぁ、コレは完全に好みの話ですが(笑)
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…