沢村君が教室に戻って来た。


目が合って沢村君が
私の顔をじっと見つめてる。


えっ?な.何?


「か.可愛い子だったね!!
沢村君モテモテだね!!(笑)」


私…何.言ってんだろ…。


「別にタイプじゃねぇし。」


やっぱり今日の彼女も
振られちやったみたいだ。


彼女達の事を思うと
少し胸が痛い…。


でも彼女達は強かった。


振られた彼女達が集まって
秘かにファンクラブとして
活動している。


どんどん巨大ファンクラブに
なっていくんだろうな…。