「お前…遅ぇよ!!
いつまで寝てんだよ!!」


「叶愛は?」


おいおい…無視かよ!?


「お昼寝中だよ!!
隼人もコーヒー飲むでしょ?」


「おぉ…。」


「お前.俺の話し聞いてる?」


「はあっ?お前居たの?
桜井久しぶりだな。」


また無視ですか…。


「久しぶり!!休みの日に
ごめんね!!
昨日も遅かったんでしょ?」


「覚えなきゃいけねぇ事が
いっぱいあるし…。
俺.まだまだ新米シェフだ
から毎日.親父にコキ使わ
れてんだよ。(笑)」


「俺も同じだよ…。
でも梨子と梨央が居るから
俺は頑張れんだよ…。
なぁ隼人?俺達ってお互い
いい女に巡り逢えたと思わねぇ?」


「お前に言われなくても俺は
ずっと前から思ってるけど。」


「あっそうですか。
ごちそうさまです。(笑)」


「なんだよ!!ウゼェ。(笑)」


久しぶりにみんなで集まって
学生の頃を思い出す。


色々な事があったけど…。お互いに可愛い子供に恵ま
れて幸せな日々…。


「心…私達.素敵な旦那様に
巡り逢えたよね。(笑)」


梨子がそっと耳打ちしてくる。


「うん♪そうだね…。
最高の旦那様にね。(笑)」


そう言って私達は笑いあった。