「お疲れさん…大変だっただろ?
身体…大丈夫か?」


隼人が髪を撫でながら
労ってくれる。


「うん…大丈夫だよ。」


「名前…決まったよ。」


「えっ本当?なんて名前?」


「ちよっと話していい?
疲れてない?」


「うん…聞かせて…。」


「俺…14の時にお前を見た
時から運命を感じてた。
お前とまた会えた時には
スゲェ嬉しかった。
本気で好きになったのも
愛しいと思ったのもお前が
初めてだった。」


隼人が少し照れ臭そうに笑う。


「お前と付き合うようになって
お前を抱いた時に心愛の名前が
思い浮かんだ…。」


「心を愛するだよね?」


「うん…ずっと変わらない
俺の気持ち…。
でもそんな俺達にも別れが
あったよな…。
お前に別れようって言われた時
俺.正直もう女なんて信じらん
ねぇって思った…。
だからお前の事も忘れようって。
でも忘れる所か毎日.毎日
お前の事考えてて…。
スゲェ会いたかった。」