披露宴は「リスランテSIN」
本店で行われる。


料理はオーナーシェフである
隼人のお義父さんが私達の為
に考えてくれた特別メニューの
フルコース。


前菜の3種のオードブルは
隼人の手で作られた。


1番びっくりしたのが
ウェディングケーキ。


旬君が2日掛かって
作ってくれた。


旬君も高校を卒業してからは
自分の家の「ANN」でパテシェ
として頑張っている。


「本当に旬が作ったのかよ?
あいつやるじゃん。(笑)」


「旬君すごいね。
全部食べれるんだって♪」


旬君の作ってくれたケーキの
上にはマジパンで作られた親子
3人のお人形が乗っていた。


「俺とお前.真ん中は心愛だな…。
スゲェ…似てんじゃん。」


「本当だ…似てる。(笑)
隼人…あのね…。」


「ん?どうした?」


「夏にはまた家族が増えるよ…。」


「えっ…マジ?」


「うん。…嬉しい?」


「当たり前だろ!!(笑)
スゲェ嬉しいよ!!」


「今度は男の子の名前も
考えててねパパ♪(笑)」


「おお…わかった。(笑)」