隼人の居ない教室…。


私にはもう無意味な場所。


自分で決めた事なのに…。


どうしても現実が受け止め
る事が出来ない自分がいた。


「心ちゃん…隼人今週の土曜日
行っちまうよ。
本当にいいの…?なんで?
何か理由があるんだろ?」


旬君の今まで見た事が
ない悲しそうな顔。


「そっか…ちゃんと夢叶え
に行くんだね…良かった。」


「心.本当にいいの?
一緒に隼人.見送りに
行こうよ!!」


「私は行けないよ…。
隼人にひどい事したん
だもん…。会えないよ…。」


隼人…頑張ってね。


ちゃんと自分の夢を
叶えてね…。


本当は私だって会いたいよ…。


一目でいいから…隼人に
会いたい…。


でもそれは私には許されない。