ん…!!


「お前パーカー脱いでみ。」


「な.なに?今はほんとに
そんな時間無いよ…。」


「はっ?そう言う意味じゃねぇよ!!
いいから早く脱げって!!」


心が文句を言いながら脱ぐ。


やっぱり…。


「お前さ…なんでビキニな訳?
それに真っ白って…。」


「えっ!!どっかおかしい?
似合わない?」


「じゃなくて…お前今日
パーカー脱ぐなよ!!」


「なんでぇ!?隼人!!外.見て!?
太陽がギンギンで凄〜く
暑いんだよ!!」


「知ってるよ!!」


「じゃあなんで!?」


「他の男に見られたくないから…
脱ぐなよ!!わかった?」


「海に来たのに〜!!
みんなも水着なんだから
いいじゃん!!」


「ダメだって言ってんだろ!!
言う事聞けねぇなら…。」


「な.なに?えっ…隼人!!
…ち.ちよっと!!」


俺は心の胸の周りに
いっぱいの印を付ける。


「はい…終わり…。
パーカー脱ぎたかったら
脱げば?」


「え〜っ!!うそっ!!本当に
脱げなくなっちやったじゃん!!」


「パーカーのままでも
泳げんだろ!!」


「そうだけど…付け過ぎだよ。」


「いいじゃん…お前は俺のだし。
ほらっ!!着替えたから行くぞ!!」