お昼休み。


今日はみんなで食堂に行く。


当たり前のように梨子と旬君は
手を繋いで私達の先を歩く。


「お前…朝.言った事
もう忘れたの?ほらっ。」


「うん…。」


前を歩いてる旬君は
まだ気付いていない。


隼人と2人メニューを
選んでいると…。


「あ−−っ!!お前らっ!!!」


「うるせぇよ…。
お前.気付くの遅い。」


「なんだよ!!そう言う事?
早く言えよバカ。(笑)」


「「あ−−っ!!!」」


旬君と梨子の2人が叫び出した。


食堂に居た他の生徒達も
振り向く程の大きな声。


「お前ら声でけぇんだよ!!
次は何なんだよ!!」


「ま.まずは外に出よう!!
飯なんか食ってる場合じゃねぇ。」


「そ.そうだよ!!
パンかなんか買って
外に行こう!!」


2人がパニックになってる。