教室に入るといつもの
ように梨子が居た。


「あれっ?隼人…今日は早い
じゃん!?
心も一緒だったんだ♪あっ。」


「そう言う事だから…。」


隼人が言う。


私は恥ずかしくて
梨子の顔が見れない。


隼人と手を離してイスに
座ると私の耳元で梨子が
言った。


「心…良かったね。」


「うん…。」


頷く私に梨子は頭を
撫でてくれた。


私と隼人…梨子に冷やかされ
ながら3人で話していると旬君
が駆け込んで来た。


「セーフっしょ?」


チラッと旬君を見て
3人が目をそらす。


「なんだよ!!お前らアウト−ッ!!
って突っ込めよ!!
みんなでシカトかよ!?」


「毎回.毎回!!あと10分早く起き
れないの!!
早く座んなさい!!」


梨子のカミナリが落ちた。(笑)


「す.すみません…。」


相変わらず梨子…強し。