R〜R〜R♪


「あっ先生からだ…。
あのね…携帯が崖の所に。」


離したくなかったけど…
俺は綾瀬から離れて携帯
を取りに行く。


「はい…あぁ…俺。
綾瀬ケガしてる…。
来なくていいよ!!
俺が下まで連れて
行くから…。じゃあ。」


「先生からだったでしょ?」


「あぁ…電話に出ねぇからって
心配してた。
今こっちに向かってるって…
別に来なくていいのによ。」


上條と電話を切った後.俺は旬に
電話を掛けて綾瀬が無事だった事
を知らせた。