学校にチャイム10分前に着いた。


「おはよう♪」


「あっ!焼けてるぅ!!
どこ行ったのぉ〜?」


「彼氏と海に行ったの!!
それもお泊りで…♪」


「うっそー!!で…もちろん
やっちゃったんでしょ?」


「まあね…♪」


廊下を歩いていると夏の出来事。


いや…秘め事を大きな声で
話している女の子達の間を
通り抜けて教室に向かう。


教室に入るとすぐに
私達の席がある。


「おはよう♪心.遅〜い!!
ギリギリだよ!!」


「えっセーフでしょ…?」


「旬達と同じ様な事.言ってん
じゃないの!!
心まであの2人のバカが移って
どうすんのよ!!」


すると…私の後ろから沢村君と
旬君が入って来た。


「よっしゃ〜!!今日は余裕
でセーフでしょ?」って旬君。


本当だ…私.バカが移ってる…。


ヤバイ…。


「心ちゃん.どうしたの?
セーフだよね?」


まだ言ってる旬君…。


無視した…。