「...?」
足音が、消えた?そっと目を開ける。
誰もいない。帰ったのか?
でも、ドアの音しなかったよね。
様子を見ようと思い、そっと壁から覗いた、...ら
いた。これは、男子、だ。たぶん。男子のズボン。
そして、これはきっと、まずい状態。
だって、私の、目の前に、そのズボンが見えてるんだから。
正確には私と同じ色の上履きを履いた、足。
確認しなくても分かる。たぶんこれ、見下ろされてる。この人に。
その証拠に
「お前、何してんの?」
上から低い声が降ってきました。


_____え、どうする?これ。普通に答える?
振り向いて?やだやだやだやだ。怖いし。
てか、誰この人?!


自問自答を繰り返し私が出した答えは...
「...?おい、大丈夫か___「ご、ごめんなさい~~~~っ!!!!」
逃げる‼