思わず頬が緩む。



笑いがこぼれる。




ーーー
ーー




いつの間にか講義は終わっていた。



"彼が行ってしまう"


そう思ったとたん、走り出していた。



なんで追いかけているのかなんて、

そんなことはどうでも良かった。



ただただ

"今、行かなきゃ"


そう思った。