強制的に持たされるし…



返せねぇじゃん。



「あ、ありがとう…」



そうお礼を言うと、周りからは冷やかしが飛んできた。



ヒュウヒュー、熱いね〜、とか。



先輩達が楽しんでからかってきた。



目の前にいる夏音は顔赤いし…



お前はスルーすることもできねぇのかよ。



「先輩、うるさいッス」


「お前、彼女に優しいな!愛しちゃってるもんな♪」