今さら何、考えてんだよ…俺は…。



「ま、それは葉山も一緒なんじゃねぇの?」


「……は?」



慶太はそう言うと、ドリブルをしながらダンクした、



ダンクしかしねぇな、お前は。



そこで調度、笛が鳴った。



休憩だ。



ボールを持ちながら、紗智にドリンクを貰おうと、歩き出したとき、



―――ドドドッ。



きた…いつもの地響き。



じゃなくて、女大群…