奏多は深呼吸すると話始めた。



「この間は悪かったな。さっきのことも」




「え?」




「俺、お前の負担を考えてなかった。
自分のことしか考えてなかったしこの気持ちを抑えなんなかったんだよ……
俺の最低なやつだな………好きなやつの気持ちも考えられないのは好きになる資格がねぇ
今日のことも気づいてやれなかったし」




「待って」



「だから俺、お前のこと好きになるのやめるよ
またな」




そういうと奏多は立ってドアに向かっていった。









「待って奏多!私の話も聞いて!」




奏多は立ち止まりピクリと動いた。