『ごめんなさーーーーーい!!!』




「おっそーーい!花音、また寝坊でしょ??」


「そのとおりです!すみませんでした!」


「ばーか。ほら、早く行くよ。」



と言って私の隣で笑ってるこの子は
私の親友、高橋瑞穂。



小学校の時からずっと一緒なんだ

私にとって、すごく大切な存在。



「ねえ瑞穂、私たち同じクラスになれるかな?」


「うーん、どうだろうね。だって7クラスもあるんでしょ??」


「うん…。」



小学校は1クラスしかなかったから
瑞穂とは6年間一緒になれたけど…


7クラスって、、、


うぅ…。
想像できないや。



みんなと仲良くなれるかなぁ。



瑞穂と離れたら私、やっていけないよ!!




そんな不安を抱えながら
私たちは中学校に向かった。