「チョコじゃない? やるじゃん! よかったね」
林檎ちゃんが僕に言った。僕は照れ臭くて、正直言うとその女の子を可愛いなんて思ったこともなくて、「こんなもん、いらない!」ってそのまま近くのゴミ捨て場に投げ込んだ。