学校を終えて、林檎ちゃんと二人帰り道を歩いているとクラスメイトの女の子が僕の名前を後ろから呼んだ。僕が振り向くと、「はい」って僕にピンク色の包装紙で包まれた小さな箱を渡した。何も言わず、そのまま女の子は帰っていった。